Septentrio mosaicHATを使ってみる。

 

高精度にGNSS測位をしたい!

ひょんなことからmosaicHATを使ってみることに。HATなのでraspberry piと使います。ところが、これがなかなか使うのが難しい。GPIOとか、シリアル通信への理解が浅いので、勉強が必要です。

何を使うか?

今回使用するraspberry pi 4はそれなりに発熱します。なので、冷却ファンが必要。ところが、GPIOからファンの電源を供給すると、mosaicHATを搭載できません。これが厄介。そこで、HATのスタック接続を行うことに。HATonHAT。使ったのはこれ。以降、冷却HATと呼びます。

 

「40ピンGPIOは引き続き簡単にアクセスできます」という記載を信じて用いることに。

mosaicHATを使うことがままならず悪戦苦闘

冷却HATの上にmosaicHATを単純に乗せて(はんだなしで)使ってみる

しかし、ラズパイでNMEAメッセージを認識できないんですね。mosaicHATのgithubページがあるんですが、ここに書いてあるプログラムをラズパイで実行しても動かない。というか、冷却HATを間に挟まなくても動かない。mosaicHATのLEDは光っているので、給電はできているんですがね。はんだ付けしてないから、接触不良かなと思い、はんだ付けをした。

github.com

冷却HATのGPIOにmosaicHATをはんだ付け


しかし、状況は変わらず。うーん。困ったぞ。壊れたのかなと思い、USBで通信を行ってみる。

無事生存を確認

バンドレートとか

USBでは通信を行うことができ、生存を確認できた。私物ではないし、とても高価なものなので壊していたらどうしようと思ったが、ひとまず一安心。だけど、戦いは続く。

(メモ)

次に向けて

一旦はんだを外して使いたかったので、はんだを外そうと思ったが、これが大苦戦。というか、外せない。はんだはそう簡単に付けて外してして良いものではないことがわかった。これも勉強。今後に向けては、ブレッドボードとかを使ってやろうと思う。